日本列島下の三次元地震波速度構造 任意の点における速度を求めるプログラムの使用方法
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任意の点における速度を求めるプログラムの使用方法   finterpolate.f / cinterpolate.c


三次元速度構造データから,任意の点における速度を捕間して求めます。
Unix上で動作するプログラムです。

入力ファイル
LON.lst: 経度座標リスト
LAT.lst: 緯度座標リスト
DEP.lst: 深さ座標リスト
VEL.dat: 速度構造データファイル

パラメーターファイル
param: ファイル名は任意。

出力ファイル
コマンド動作時に入力。ファイル名は任意。

ALJ-VEL.dat
各グリッドにおける速度がASCIIで書かれているデータファイル。
フォーマットは
経度・緯度・深さ・P波速度・S波速度・P波信頼度・S波信頼度
空白区切りの実数表示。改行コードはLFのみ。

param
1行目: 求めたい速度座標の数
2行目以降: 求めたい速度座標(経度・緯度・深さ)。空白区切りの実数。

出力ファイル
求めたい速度座標・物理量。
フォーマットは
経度・緯度・深さ・P波速度・S波速度・P波信頼度・S波信頼度
空白区切りの実数表示。
信頼度の低い領域の速度は0.1 km/sと出力されます。

解の信頼性
チェッカーボードテストを行った際,周囲の12グリッドにおける仮定したパーターベーションと得られたパーターベーションの差から,信頼度を求めます。 0.8以下であれば信頼性は高いです。

使用例
% finterpolate [Enter]
Input parameter file name
param(パラメーターファイル名)[Enter]
Input output file name
outfile(出力ファイル名)[Enter]


outfileにparamで指定した座標の速度・信頼度が出力されます。

% cinterpolate param(パラメーターファイル)  outfile(出力ファイル)  [Enter]


outfileにparamで指定した座標の速度・信頼度が出力されます。

paramの例
param.dep.10.0 : 深さ10kmにおける東経129˚∼146˚ 北緯29˚∼46˚の領域を0.05˚刻みで速度を求める入力データ